私は、中国語を一生懸命勉強した訳ではないのですが、日常の中国語会話は、ほとんど問題なくこなすことができます。(決して自慢をするために書いた訳ではありません)
一生懸命勉強してないのに、なぜ、中国会話ができるようになったのかと不思議に思われると思いますので、今回は、私が中国語会話ができるようになった方法をお伝えしたいと思います。
ちなみに、この方法は、中国語だけではなく、あらゆる言語の勉強に対して効果があると思いますので、様々な外国語を勉強したいなーと考えられているも、参考にしていただけたらと思います。
中国語会話ができるようになる方法はコレ!
私は、なぜ中国語会話ができるようになったのかを検証したいと思い、同じ方法で英語を勉強してみようと思い4年前に始めてみました。
そこで、ほぼ、答えが出ました。
現在、私自身、残念ながら英語が喋れるようになった訳ではありませんので、その答えが必ず正解かと言われると、絶対とは言い切れないのですが、中国語で行なった方法で、英語でやっていない方法ということを考えると答えが自然と導き出せたということです。
では、その答えを発表したいと思います。
それは、「話しかけられること」が答えだと思います。
この答えを聞いてみなさんはどうおもわれましたか?
なんじゃそりゃと思われた方もおられるかもしれません。
では、なぜ、話しかけられると話せるようになるのでしょうか??
その理由を紐解いて見たいと思います。
話しかけられるだけで話せるようになるのはなぜ?
まず、ベースになることとして、話しかけられたことが聴き取れないといけませんので、そこは完璧ではなくても大丈夫ですので、ある程度でも聴き取れるレベルに行く必要があります。
この聴き取りは、最初の少しの勉強と、毎日、できるだけ中国語を聴くという環境を作ることにより、徐々にできるようになってきます。
私のオススメは、ポッドキャストなどで、中国語が流れたあとにその和訳が流れるようなタイプの学習教材を探してできるだけ多くの聴くということが良いと思います。
私の英語の実験からも確信をしたことですが、これだけだと、聴けるようになっても、話せるようにはなりません。
ですので、ある程度、聴けるようになってきた時点で、「話しかけられる」という状況が必要となってきます。
「話す」のではなく「話しかけられる」のが良い理由はなぜかということを書きたいと思います。
「話す」ということは、自分が考えていることを話すので、比較的考えやすいと思います。
それに比べ「話しかけられる」ということは、相手が何を聞いてくるか分からないですし、自分の得意な分野の話をするとも限りません。
つまり、相手のレベルに合わせる必要があるということになります。
そのような状況を思い浮かべてもらうとわかるかもしれませんが、相手が質問してきたことに対して、答えようと脳はフル回転をします。
- 相手の言ったことを理解する
- 相手の言ったことの答えを考える
- 考えた答えを中国語にして相手に伝える
- 答えに対する相手の反応を見る
- 伝わらなかったら、違う表現で伝える、違う方法で伝える
このようなやり取りの中で、特に3、4、5が重要と考えています。
相手が話しかけてきたことに対して一生懸命答えようと脳はフル回転し、こんな時はどんな風に表現をしたらいいんだろうと考えます。仮に、適切に答えることができなかったとしても、後からでもその表現を探して覚えることにより、記憶にも残りやすくなります。
また、間違えたり、笑われたとしても、その状況が脳に深く刻まれ、忘れない記憶となり、覚えることができます。
いかがでしょうか。自分主体で、聴く、話すという状態より、より多く考えることになりますので、記憶への残り方が大きく違うため、忘れない記憶となり、たくさん話しかけられることで、表現がどんどん増えていくという状態となります。
また、話しかける内容は、基本的に正しい文法で話しかけられるため、自然と文法も身につきます。間違った表現を聞くと、違和感を感じ、自然と正しい表現が身についてくるようなります。
これが、「話しかけられる」ことで話せるようになるメカニズムだと私は考えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私が中国語が話せるようになるまでの、経験をまとめた内容となりますので、話しかけられることによって確実に話せるようになると思っていますし、実際にそうなりました。
ただ、日本では、なかなか、会話ができるネイティブの友達を作るということが難しい状況でもあると思います。
近くに、そういったコミュニティでもあれば、是非とも参加してみられることをオススメします。
「話しかけられる」状況を簡単に作り出すことができますので、短期間で話せるようになると思います。
あと、SKYPEなどで、ネイティブの方と会話ができるような学習サイトも最近はたくさんあると思いますので、そのようなサービスを利用するというのも手だと思います。
方法は、いろいろあるとは思いますので、できるだけ、「話しかけられる」状況に身を置くことにより、その言語の習得への近道になると思います。
「話しかけられる」学習法で、皆様の学習の参考になれば幸いです。
今では、自動翻訳機が進化したので、簡単に、自分の発音をチェックすることもできるようになっています。
いきなり、知らない人と話すのは不安という方は「ペリコ」を使って練習するという方法がいいと思います。
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