子供から大人まで楽しんで学ぶSwift簡単入門!!!
前回は、Xcodeのplaygroundでプログラムのさわりの部分を見ていきました。
今回は、変数について覚えていきたいと思います。
もしよくわからなかったということであれば、もう一度「Swift簡単入門〜基本編|XcodeのPlaygroundで楽しい学びの世界」を確認してみましょう。
もし、検索からこちらに飛んできた方は、初回の「Swift簡単入門〜準備編|XcodeのPlaygroundで楽しい学びの世界」からスタートしてみてください。
変数とは
前回のコードを使って説明したいと思います。
var str = "こんにちは、プレイグラウンド"
print(str)
上記の「str」が変数となります。
では、なぜ変数を使うのでしょうか。
文字を出力するだけであれば、下記のように書くこともできます。
print("こんにちは、プレイグラウンド")
でも、わざわざ変数に入れて使うメリットは何かということを、エクセルで例えて説明したいと思います。
例えばエクセルでもしもすごく長い文章を何回も書きたい場合には、コピー&ペーストをすると思います。
このコピーする状態を、コードで例えると、変数に値を入れるという行為となります。
つまり、保管しておくということになります。なので、打ち間違いもなくなります。
プログラムでは保管しておくことにより、再利用ができたり、加工をしたりと様々な使い方ができるようになりますので、とても、便利なのです。
変数の基本
まず最初に変数を使用する場合は、使いますよーと宣言をする必要があります。
宣言の種類は何種類かありますのでひとつずつ説明をしていきたいと思います。
変更可能な変数
var myVariable = 10
最初の「var」が変数を宣言するためのおまじないです。
その次の「myVariable」が変数の名前となります。
「= 10」という部分は普通の算数とは少し違います。変数に10を入れるという意味となります。
変数と10が同じになるようにすると覚えるとわかりやすいかもしれません。
変更不可な変数
let myConstant = 100
今度は同じく変数の宣言ですが最初の部分が違います。
最初の「let」が変数を宣言するためのおまじないですが、一度決めた値を変更することはできません。
それ以降は基本的な構文は同じとなります。
変数をイコールの後ろの値と同じにする。つまり変数に値を代入するという意味となります。
変数のタイプ
変数には、タイプがあります。
たとえば、整数、小数、文字などです。順番にコードを見ていきましょう
// 整数の場合
let seisu: Int = 10
// 小数の場合
let syosu: Double = 10.0
// 文字列の場合
let moji: String = "わたしの年齢は"
また、四則演算もできます。
できれば、下記のコードを実際にplaygroundで打ち込んで結果を確認してみてください
let tashizan = Double(seisu) + syosu //tashizan は 20.0となります。
let toshi = moji + seisu //これは、エラーとなっています。違うタイプの値は足すことができないため
//正解はこちら
//整数のseisuを文字に変換して足すことにより合わせることができます
let toshi = moji + String(seisu) // わたしの年齢は10 // わたしの年齢は10
どうだったでしょうか?これまでの例を参考に色々なコードを書いて見てください。
思った通りにできましたでしょうか。今の時点では、思った通りにならなくても大丈夫です。
ゆっくりやっていきましょう。
まとめ
今回は、変数について学習しました。
全ての内容ではありませんが、なんとなく感じがつかめたのはないでしょうか。
少しおさらいをしておきましょう。
- 変数の基本
var hensu = 10
変更可能な変数
var hensu2 = 100
変更不可な変数
let hensu3 = 20
変数の四則演算
let goukei = (hensu + hensu2 - hensu3) * hensu / hensu2 //9
少し長くなってきましたので、今回は、この辺までとしておきたいと思います。
おまけ
変わった変数
// 漢字も変数として使えます
var 漢字 = 10
// 絵文字も変数として使えます。
var 😄 = 20
// UNICODEに含まれているほとんどの文字が使用可能です
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