働き方改革で、残業代が減って辛いという方はどれくらいいるでしょうか。
私の勤めている会社でも、全体的に残業を削減する方向の対策を行い、私の部署は、ほぼ残業ゼロという状態です。
ひと昔前であれば、残業せずに早く帰る方が難しいような状態だったので、残業代は月5、6万円ぐらい有ったのではないでしょうか。
それがゼロになると年間で考えるとかなりの減収となってしまいます。
その減った部分を補うため、増えた時間を活用しシェアリングエコノミーを行おうという内容をお伝えしたいと思います。
シェリングエコノミーとは
経済産業省が発表している資料からすると全世界の市場は、2013年に150億ドル(約1兆2千万円)で、2025年には3350億ドル(約36兆2千億円)と予想されています。
では、日本はどうかというと、2016年時点で、10兆円越えの経済効果があると試算されています。
つまり、市場は毎年大きくなっており、加速的に拡大していっているということなので、この波に乗らない手はないと思います。
そんなこと言っても、どうしたらいいか分からないよという方のために、空き時間をどのように使ったらいいかということに注目してシェアリングエコノミーを考えてみたいと思います。
人のシェアを行う
シェアリングエコノミー全体は、大きく5つのカテゴリに分けられたります。
種類 | 概要 | サービス例 |
空間 | 空き家や別荘、駐車場等の空間をシェアする。 | Airbnb、SPACEMARKET、akippa |
移動 | 自家用車の相乗りや貸自転車サービス等、移動手段をシェアする。 | UBER、notteco、Anyca、Lyft、滴滴出行 |
モノ | 不用品や今は使っていないものをシェアする。 | Mercari、ジモティー、air Closet |
スキル | 空いている時間やタスクをシェアし、解決できるスキルを持つ人が解決する。 | Crowd Works、アズママ、TIME TICKET |
お金 | サービス参加者が他の人々や組織、あるプロジェクトに金銭を貸し出す。 | Makuake、READY FOR、STEERS、Crowd Realty |
その中で「スキル」項目の内容は、空いている時間やスキルをシェアするということなので、今回のテーマに合っている内容となります。
このテーマに注目してどのようなシェアサービスがあるのか細くみていきましょう。
注目のテーマを紹介
知識や能力をシェア
Uber Eats
Uber Eatsアプリを利用して、登録されているレストランから注文をすることができます。その配達員を募集しており、自分の空き時間に合わせてお仕事をすることができます。
仕事はシフト自体はありませんので、1時間だけでも、土日だけでも、空き時間に配達することが可能です。配達の手段は、自転車、原付バイク、軽貨物車両のいずれかの車両で配達することができます。仕事はレストランから注文者の元に料理を配達するだけ。報酬は週払いでとなりますので、急ぎでお金が必要な時も安心です。
Webサイト:Uber Eats(ウーバーイーツ)
TimeTicket
自分の時間を30分から売ることができるサービスです。まず、サービス提供者として登録を行ってください。そのサービスを必要としている人とマッチングが行われ、チッケトが購入されると契約が成立するので、お互いの時間の合うに日時に仕事を行います。
Webサイト:Time Ticket(タイムチケット)
土地勘をシェア
トラベロコ
海外在住日本人があなたの旅をお手伝いしますというサービスで、海外に住まれている方は、その場所での土地勘を活かして、地元のオススメの場所などを紹介して、旅行者のサポートを行うサービスです。
Webサイト:Traveloco(トラベロコ)
助け合い
エニタイムズ
エニタイムズは生活に関するサービスを受けたい人と提供したい人をつなげるサービスです。たとえば、掃除・洗濯・料理・買い物などの家事代行やパソコンが苦手な人のお手伝い、日常のちょっとしたサポートなどを、気軽に依頼できるサービスです。
Webサイト:Any Times(エニータイムズ)
アズママ
顔見知り同士で子どもの送迎や託児を頼り合う、子育て支援システム。顔見知り同士で頼り合えるうえ、1時間500~700円というルールがあるので気兼ねなく利用できます。”子育てと仕事の両立”という子育て世代の悩みを解決するサービスです。
Webサイト:As Mama Inc.(アズママ)
ペットの世話
ドッグハギー
DogHuggyは、近くの飼い主さんが愛犬のお世話をできないとき、ホストファミリーとして自宅で預かる愛犬家同士の助け合いコミュニティです。あなたの犬への愛情と空いた時間を活かしてドッグホスティング活動に参加しませんか?
ドッグホストになるためには、説明会を受講後、オンライン審査を受け合格することにより、活動を開始することができます。大切な愛犬を預かるので、預ける側が安心できるサービス作りのための研修となりますので、犬好きの方は、頑張ってホストになってみてはいかがでしょうか。
Webサイト:Dog Hug(ドッグハギー)
料理を作る
キッチハイク
KichHikeは、食べるのが好き!という人同士で集まれる「食べ歩きが趣味になるグルメアプリ」です。
料理好きの方は、ご自分の自慢料理を振舞ってはいかがでしょうか。一生懸命作った料理を、美味しくいただいている方を見ることで、作りがいのある幸せな時間を過ごせるのではないでしょうか。
Webサイト:KichHike(キッチハイク)
まとめ
ここまで、色々紹介をさせていただきましたが、実は、私自身、まだ、シェアリングエコノミーを実践していません。おいおい、やってないんかーいとツッコみをいただきそうですが、嘘をついても仕方がありませんので、正直に書かせていただきました。
シェアリングエコノミーは、基本は、人対人の繋がりとなりますので、私自身もためらっている部分がありますが、どんどん拡大をしており、サービスも増えていっています。きっと自分に合うサービスが、存在すると思います。空いた時間やスキルをシェアするという部分にフォーカスして紹介をさせていただきましたが、それぞれのプラットフォームはしっかりしたものが確立されていますので、あとは、あなた自身が一歩を踏み出すかどうかで、生活が豊かになるかどうかが決まってくるのではないでしょうか。
私的には、「Uber Eats」をやってみたいなーと思っていますので、実際に活動した際は、その感想を含めて、皆様に情報をシェアさせていただきたいと思います。
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