子供から大人まで楽しんで学ぶSwift簡単入門!!!
前回は、配列を学びましたが、いかがでしたか?
だんだんと難しくなってきましたが、ついてきてますか?
ダメだという方も諦めないで「Swift簡単入門〜配列編|XcodeのPlaygroundで楽しい学びの世界」を読み直してみてくださいね。
もし、検索からこちらに飛んできた方は、初回の「Swift簡単入門〜準備編|XcodeのPlaygroundで楽しい学びの世界」からスタートしてみてください。
今回は、繰り返しをやっていきたいと思います。
いよいよ、プログラムっぽくなってきましたね。
繰り返しの種類
繰り返しの方法はたくさん種類がありますので、ひとつひとつ紹介したいと思います。
全てを一度に覚える必要はありませんが、どういった方法で繰り返しができるのかということだけは覚えておいて欲しいと思います。
繰り返しの条件により、どの方法を使うのが良いかということが変わってきますので、条件にあった繰り返し方法を選べるよう知識を持っていた方が綺麗な読みやすいプログラムを書けると思います。
条件としては、下記のような内容があります。
- ある条件になるまで繰り返し(while)
- ある条件の間は繰り返し(repeat while)
- 指定した回数繰り返し、配列の中を全て繰り返し(for in)
それぞれ特徴があるので、使う場面がそれぞれ違いますので、それらを順番に見ていきましょう。
while 文
- 文法
while (ループ条件) {
// 条件を満たしている時に行う処理
}
- 例文
var i = 0
while i < 3 {
print(i, "回目")
i += 1
}
// iが3未満なら実行するという意味
// 結果
// 0 回目
// 1 回目
// 2 回目
repeat while 文
これは、他のプログラムでは、until等で表現されている繰り返しです。
while条件がステートメントを実行後に繰り返すかどうかが決まります。つまり、どんな条件であっても必ず一度は実行される必要がある場合は、こちらを使用します。
- 文法
repeat {
// 条件を満たしている時に行う処理
} while (ループ条件)
- 例文
for in 文
- 文法
// 開始値以上 終了値未満
for 変数 in 開始値 ..< 終了値 {
// 開始値から終了値までの間、繰り返し行う処理
}
// 開始値以上 終了値以下
for 変数 in 開始値 ... 終了値 {
// 開始値から終了値までの間、繰り返し行う処理
}
// 配列などを順番に処理
for 変数 in 配列 {
// 配列の値を順番に変数に入れて全ての値に対し行う処理
}
- 例文
// 回数を指定した場合
for i in 1 ... 10 {
print("iの値は", i, "です")
}
// iの値は 1 です
// iの値は 2 です
// iの値は 3 です
// iの値は 4 です
// iの値は 5 です
// iの値は 6 です
// iの値は 7 です
// iの値は 8 です
// iの値は 9 です
// iの値は 10 です
//配列の場合
let member = [("山田太郎", "30歳", "大阪出身"),("山本花子", "25歳", "神戸出身"),("小島二郎", "33歳", "奈良出身")]
for i in member{
print(i)
}
// 結果
// ("山田太郎", "30歳", "大阪出身")
// ("山本花子", "25歳", "神戸出身")
// ("小島二郎", "33歳", "奈良出身")
for 文
swift3から下記のfor文が使えなくなります。
代わりに先ほど学習した「for in 文」を使うことになります。
昔は下記のようなコードを使っていて、表現も分かりやすくて良かったと思うのですが、これも時代の流れなんですかね?
for var i = 0; i < 100; i++ {
print("\(i)")
}
まとめ
繰り返しには、大きく3種類の方法がありました。
- while 文
- repeat while 文
- for in 文
いかがだったでしょうか。色々なパターンとそれぞれの記述方法があったので、一度に覚えるのは大変かもしれませんが、3種類の繰り返し方法があるということを覚えておけば、実際にプログラミングをする際に役に立つ時が来ますよ。
それでは、今回は、ここまでとしたいと思います。
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